2009年03月11日

懊悩のうどん

 あ、ひさしぶりにクレイジーソルトでチキンガーリックステーキでもよろしなぁ――という気分になりましたので、買いに行こうと。どこでも売ってるだろうと、オークワに行ってみたものの見つからず、むかし和歌山県外に住んでいた頃にはイズミヤで買ってたなぁ……と、国体道路のイズミヤに行こうとして、しばし考える。
 川辺のイズミヤでも売ってるだろ。
 ならついでに丸亀製麺にも行ける!

 外観

 TSUTAYA WAYとかジョーシンとおなじ敷地内です。イズミヤより向こうにあるので、ついでとは言い難いのですが……

 HPでメニューを見つつ、本気で悩みました。
 二品は食べられる。
 なら、なにを選ぶべき?
 店として自信がありそうな釜揚げは外すべきではなさそうだ。しかし好物のかまたまとかけのどちらかを外すというのも、外れたときが辛そうだ。いやいや、カレーうどんもぜひとも確かめておきたいぞ。讃岐を標榜してるんだから、ぶっかけ系も、自信の品ではないのか? 初回でカレーうどんは邪道か? かけは決して、讃岐の看板ではないぞ? 
 うーん、うーん、うーん……
 三品……食べられないかな? あさましい! 満腹にさらに詰め込んで、食べ物にたいして失礼じゃないか!
 うー…………ん……

 決めました。まず、うどんそのものの味を確かめるため、釜揚げ。出汁に浮かぶうどんというものが好みなので(天ぷらとの相性も)、二品目はかけ。それで気に入れば、後日食べればいいじゃん。

 釜揚げ(280)

 たらいなんかに盛ってくれて、ビジュアルはいいですな。
 ネギや生姜なんかはセルフで。
 で、ひとくち啜りますと……は! おいしい。
 すごく香りがいいとか、すごく腰があるとかいうことはありませんが、トータルでアベレージ以上。付け汁も、甘みはありながらも突出する感じではなくて、醤油の風味も出汁の香りも、きちんと感じられる。生姜を加えると、甘みと刺激の二重奏。


 こりゃいいな、といったん店の外に出て(そういうシステム)、二品目。

 かけ(280)+ちく天(100)+とり天(100)

 これはちょっとショックなことが……かけの出汁もセルフ。お茶をいれておくサーバーに入っていて、これはどんなものだろう? 風味がとんじゃうんじゃないの? と。
 開店間際だったからか、そんなことはありませんでした。
 関西風の奥深い組み立てのある出汁とは比べるものではない、シンプルないりこ風味の出汁。塩が主役かな。とり天は天ぷらではなきう唐揚げでしたが、歯ごたえのあるいい鶏肉でした。ちく天は……うまいにきまってるやん。まずいちく天なんて、見つける方が難しいよ。
 しかもてんぷらの類は、作り置きのものを取る形とはいえども、できるだけ揚げたてを食べてもらおうという意気込みがあって、専任の従業員がいるみたい。電子レンジがないので、出汁が冷めてしまうとイヤだなぁとおもってましたが、まだ天ぷらは充分、熱を保っておりました。

 うどんそのものではもっとおいしいところはありますが、バリエーションの豊かさがありつつ、味もいいということで、たいへんよい店でした。

 丸亀製麺 岩出店
和歌山県岩出市西野25番
0736-61-3535
月〜日 午前11時開店 午後9時30分ラストオーダー 午後10時閉店



 



 
  


Posted by guntech at 09:04Comments(8)丸亀製麺