新しい天体

　冷蔵庫を覗いて……
　なんだこれ？　いつ買ったんだ？　いつからここに？　というものを発見することがありますよね。
　見つけてしまいました……なんのために買ったのか覚えていない。内容量は減ってるんだから、使ったんだろうとは思うんですが、記憶にない。そして、ガッチリ、賞味期限切れ。

　エバラ　やきとりのタレ

　マクロになってないからピンが狂ってますが、モノはわかりますよね。

　さて。賞味期限切れとはいえ、食べられないことはない。
　上手に使いたい。

　で、焼肉用の豚のバラ肉を買ってきました。
　ここからが、カレーヤ、バラホルファンの皆様へのご連絡です。

　バラ肉を焼いて、やきとりのタレを絡めます。
　皿に盛って、たっぷりの辛子を添えて……

　できあがり。

　味は――バラホルです。肉はエバグリーン広瀬の安売りのものなので、肉質では劣りますが、味はしっかりとバラホルです。タレの甘みに辛子の辛みが相まった、あのバラホルです。ごはんがすすみます。
　※バラ肉はそのままでは脂っこくなりすぎると思いましたので、最初に弱火でじっくり焼いて、脂を出して、ティッシュで拭いました。

　ご家庭で、手軽に、バラホルを楽しめますよ、バラホルファンのみなさん！  

　ごぶさたでした。
　田中町、九龍。
　好物を食べておかなければ。

　天津飯（６５０）

　玉子、ごはん、餡。そのみっつがバランスよくまとまってます。とくに玉子が、ふんわりとしていながら、密度もあって、丁寧な仕事が窺えます。

　麻婆豆腐（８００）

　甘めの麻婆。甘いのはあんまり好みじゃないんだけど、きちんと味の積み重ねがあって、実に丁寧（来るのが遅い、とも言うｗ）。肉はミンサーを経たものではなくて、包丁で叩いて微塵にしたもの。肉の旨みがある。椎茸の微塵が入ってて、これも重なった味のひとつになってるんだろうな。

　値段は若干、高めですが、その値打ちはあります。  

　気にはなってましたが……ウリがモツラーメン。ホルモンって、食べるまではおいしそう！　と思うんですけど、食べていると、やっぱり苦手……ということのなるので。新鮮で、上手に処理されていて、質のいいモツはホントにうまいとは聞くんですけれども。

　大浦街道。
　まる亀。

　やっぱりモツは回避。
　スタミナラーメン（７００）


　おお！　鉢が大きい。これで「深さ」は伝わるかな？


　べつに大盛りを頼んだわけではないのですが、たっぷりのスープ、たっぷりの麺、たっぷりの白菜、たっぷりのバラ肉、ちょっぴりのチャーシュー。食べても食べてもなくならない感じ。とくに白菜。

　味はくっきりと濃いコチュジャン。ベースにニンニクの風味。
　コチュジャンが濃いので、スープがなにか？　なんてわからない。イマドキなら、コチュジャンを弱くしてもうちょっと味を重ねるだろうな、この強さは２０世紀的。コチュジャンが珍しかったころに、味が完成したのでしょう。
　いやはや、おなかいっぱい。

　メニュー

　大盛りの値段に注目してください。ほぼ倍。たぶん、マジでなにもかも二倍になるんでしょう。
　怖ろしい……ｗ

　あ、あと、居酒屋使いもできます。
　これも行きにくかった原因なんですが……

　まる亀

和歌山県和歌山市湊448
073-432-1062
17～3
定休：火曜
  

　こんな看板が出てます。

　更科。
　この写真は和歌山駅方面から撮ってます。ということは、人の流れに対面するように、この看板は置かれている。裏側は、そばを主張。そば屋なのに、いちばんの主張はとんかつということか。
　食べとかなければ。

　とんかつ定食（９００）

　みそ汁はそば屋さんだけに出汁が主役な感じのものかと思ったけど、尖ったものがなかった。マイルドではあるから、自然な感じ、ということでしょ。浅漬けは自家製。いいアクセント。

　とんかつ

　わ。ソースがデミグラスだ。
　しかも、肉の細片なんかも確認できて、え？　自家製？　自家製にしてはオリジナリティな味わいはないのですが、どうも自家製……のよう。
　で、とんかつは厚みもあって、衣も厚みがあるんだけど、大きなサイズ、男の手よりひとまわり大きな、ボリューミィな。脂がうまい。また、衣も旨い。
　うん、文字通り、看板料理だと胸を張れるレベルです。

　ただ、前回もそうだったんだけど、中華そばのオーダーが多い。
　他の客が食べてるのを見たのだけれど、焼きめしが旨そうだ、玉子焼きは、めちゃめちゃ旨そうだ。
　いろんなものを食べたいなー、ここ。

　また、オムライスをアテにビールをきこしめている老人が、格好良かった。  

　夜行性の人間には、深夜営業が嬉しい。
　おなじみ、八点珍。

　五目あんかけやきそば（７００）


　要するに、八宝菜、中華丼とおなじ五目あんなんですが。
　ここの五目あん、甘みがあって、くっきりとした味があって、好き。
　ボリュームはイマイチ。  

　粉川加太線攻め、李華園に続いて第二弾。

　東園。


　ランチ：小海老天（６００）

　オゥ！　ワンプレート。
　べつにワンプレートでも構わないんですが、ごはん、食べにくいんですよね。

　おかずはメインの小海老天とスープ、付け合わせのスープ。６００円ですからね、たいへん立派な内容かと。小海老天が充分なボリュームがありますし。ただ、ワンプレートのスペースの制約からか、ごはんがちょいと物足りない。炊き加減は良い。

　値段を鑑みて、ランチ、少し物足りないかなー？　という勘がが働きましたので。
　餃子（２５０）

　にんにくが利いていて、良し。値段もいいな。焼きは甘い。

　メニュー


　東園
和歌山県和歌山市園部934
073-462-6614
11:30～13 17～22
定休：金曜（用事がなかったら開けるけど……とのこと）  

　お三度。
　いも膳、まいどおおきに食堂、このお三度の大衆食堂チェーンがみっつ、行動範囲内にあるわけですけど、いちばんごはんが好み。米に大差があるとは思えない。炊き加減かな？

　ごはん、ちく天、ほうれんそう、さんま（１３９＋１３９＋９９＋１７９）　￥５５６


　さんまが食べたかったので。
　旬を大きく外れてますから、冷凍ものですが、旨い。
　保管方法はいろいろあるでしょうが、さんまは、考えれば天然ものだものな。あんな広範囲を回遊する、マグロみたいな高級魚ならともかく、さんまみたいな大衆魚は、稚魚の放流すらコストに見合わないでしょ。
　貴重だなー。
　われわれの口に入るもので、天然ものって、数えるくらいしかないでしょ。

　そして、まあ、漁業というのは、やはり、狩猟としての側面を持ってるのだな。その問題点も、同じように持ってるのだな。  

　和歌一ラーメンへ。

　ラーメン（６００）


　まろやかな味。とんこつ醤油に、野菜の甘みを加えた感じだけど、甘みそのものは強くないタイプ。
　なかなかだ。未食ながら、抱いていた印象は、悪くはないようだがとりたてては……というものでしたが、二段階ぐらい評価アップ。

　テレビのロケで来たらしい。
　テツ＆トモ。

　まあ、ロケに協力してくれたのだから、笑顔ぐらいはあたりまえでしょうが、ちゃんと表情を作ってるなー、偉いなー、愛想いいなー。

　和歌一ラーメン

和歌山県和歌山市美園町4-57-3
11～14　17～23
定休日 日曜