2010年06月30日

食べるとやっぱり

 鎌倉屋。

 和風かすそば(700)+麺ダブル(100)

 すっきり透明のスープがきれい。

 かつおだしと基本のスープを合わせたもの。もちろんあっさりなんだけど、きちんとした旨みもある。
 でもまあ、麺の量を増やしてということになると、次第に力が足りなくなるんだけど――そこは胡椒で補う。あっさりなだけに、胡椒が映えます。

 で、かすなんですけど……ほとんどスナック菓子レベルのカリカリなものを予想してたので、しっかりとした存在感にびっくり。モツとかハツとか、聞くに見るにおいしそうとわたしは思うんですが、食べてみるとやっぱり、内臓肉は苦手……

 このあっさりスープとごはんものの相性は、いいだろうな。    
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Posted by guntech at 09:01Comments(3)鎌倉屋

2010年05月23日

おろしにんにくはある意味劇薬

 サイドメニューに、おろしにんにくがある。
 にんにく好きなら、食べてみたいよね。

 鎌倉屋。
 中華そば(600)+麺ダブル(100)+おろしにんにく(100)


 まずはにんにくなしで……
 おや? 野菜の甘みが、醤油の塩辛さでずいぶん抑えられている。その味の濃さはのどにひっかかる、いがらっぽい感じで……ああ、これは煮詰まってるんだ。以前食べたのが、開店してすぐ。今回は閉店間近。
 まあ、味のブレはどんな名店でも、程度の差こそあれ、避けられないモンですが、これはちょっとブレが大きい。

 で、にんにくを投入して。
 いや、まあ、わかってたことなんですが。わかってるんですが、神座、という例外もあるんですよねぇ。
 生のおろしにんにくなんか投入しちゃったら、もちろん量によりますが、100円取るという量になると、にんにくの味しかしなくなるに決まってるじゃない。

 書評の世界で「読ませる」力のことをリーダビリティっていうんですが、煮詰まったスープがおろしにんにくに陵辱されていても、「食わせる」力、イータビリティ(わたしの造語ですよw)があるんですわ。
 麺かな? 麺に力があるのかな? 

 *定休日、第二第四月曜、ということになったようです。お気をつけください。  
タグ :ラーメン


Posted by guntech at 10:36Comments(0)鎌倉屋

2010年05月01日

甘みの正体

 さて、行って参りました。

 鎌倉屋。


 メニュー


 お腹は空いてます。
 だから麺はダブルだわな。中華そばでいいんだけど、ま、開店のご祝儀だ。高いのを。

 チャーシューそば(800)+麺ダブル(100)

 なかなかいいビジュアルです。

 麺はプツンと歯切れのいい、好きなタイプ。かすかに小麦が香ります。

 スープは、これ、流行なのかな、甘みのあるタイプ。「極み」も甘かったし、「○ちゃん」も甘い。老舗と違いをはっきりさせるためなのかな? ぼくはこの甘みのあるの、好き。甘みといってもくどいわざとらしい甘みではなく、なんだろなー、この甘みの正体はなんだろなー? と塩分を気にするわたしとしては、ちかごろ滅多にしなかった「スープ飲み干し」までして、正体を探りましたがわからない――帰りの車のなか、舌の経験を反芻するに、あ、難しくかんがえることないや、これ、煮込んだ野菜の甘みだ。
 とんこつ醤油に煮込み野菜の(ひょっとしたらフルーツも?)甘み加わってます……
……だと思うんですけどね、甘みの正体。
 野菜の甘みと判断するまでは、みりんかなぁ、とも思ってました。
 食べた方がいらっしゃいましたら、賛否お聞かせください。
 
 脂分はすくなくて、褐色のスープの上に玉になって浮かんでるくらい。だからすっきりとしたお味で、ダブルで多めの麺、ズビズバと勢いよく啜れます。
 チャーシューは強い味のついていなくて、好ましい。肉としての歯ごたえ、脂の旨み、よいバランスです。

 鎌倉屋
 和歌山市次郎丸5-1
 11~23
*グーグルマップのストリートビュー、知らない間に、和歌山でも主要道路の画像がアップされてます! 「木の実や」のとなり、「くま吉」が、鎌倉屋になりました。
 そして、そのななめ向かい――「とんかつの店 ガロ」が映ってます。ガロがワールドワイドになりましたよwww  
タグ :ラーメン


Posted by guntech at 09:12Comments(3)鎌倉屋