2007年10月07日

中華屋で考えた

 宝潤。はじめてランチタイム以外で伺いました。

 ま、初めてみたいなものだから、ぼくのメートル原器ならぬ、中華屋さん原器を。ぼくは天津飯で中華屋さんを計ります。

天津飯(577)


 つけあわせは、やっぱり好みのスープ。

わかめスープ(315)

 ありゃ、フラッシュが点灯しなかった……こんなに暗い感じじゃないですよ、実際は。
 それと、二品で892円なのに、890円しか払わなかった。2円、サービスだ。

 初めてレギュラーメニューを食べて、総合的な感想は、家庭的。
 大衆的中華料理とはわりと食べたあと喉の渇く、つまりは塩分のきついものが多いんですが、ここはじつに優しい味。わかめスープなんか、スープはまったくの透明で、見るだけではまるでお湯にわかめが浮いている感じでしたが、口にしてみるときちんとスープの味があり、あっさりとしながらも堅実な味わいがあります。天津飯もパンチの弱さはありながらも、決して飽きはこない。ああ、毎日食べられる中華だな、と。
 あ、あと「家庭的」という言葉の選択には、店内のホワイトボードに書かれていた「何月何日お昼の部、授業参観のために休みます」も文言が影響してるでしょう。
 こうゆう書き方をすると、皮肉と取られるようで困るのですが、授業参観なら、休むべきです。運動会も休むべきです。さらにいうなら、お盆も正月も、休むべきです。年中無休はたしかに客として安心感はありますが、ちかごろ、あまりにもどこも休まなさすぎ。
 甲子園も、今回の改修にあたって、ドーム化は慮外だと聞きました。そう、雨なら、たしかにその日行く予定ならたしかに残念だけど、雨なら、中止でいいやん。
 利便性は重要ですが、そこには思いやりがないとな。「食べに行きたいけど、きょうは正月だからなぁ、大将たちも休みたいだろうし」とか、冷蔵庫になにもない、でも雨だ。よしピザの出前でも取ろうではなくて、雨の日は出前も大変だろうな、ストックしてあるインスタントラーメンで済ますかとか、必ずしもそうしろと言うわけではないんですが、ちょっとぐらいは意識に絡めてもいいんではないかと…………長々と書きましたが、天津飯を食い、わかめスープをすすりつつ、そんなことを考えてました。  
タグ :中華天津飯


Posted by guntech at 11:51Comments(0)宝潤