2007年10月13日

これが噂の

 そういうものがあるらしいと、県外のB級グルメサイトでは見ていたんですが、Webでもどうにも情報量が少なく、オフィシャルのHPでも、「新テーブルサービス店」と書くだけで一切詳細が明らかにされないものですから、長らく謎だった新・吉野家。

 26号線沿い、紀ノ川店が新・吉野家としてリニューアル!


 内装ははるかにグレードアップ、和食系ファミレスぐらいの感じ。実際にファミレス化なんでしょう、キャスト(従業員)の自由に行き来できるカウンター部分はほぼなくなり、テーブル席メイン。お茶も、水に色がついただけのものだけではなく、そこそこほうじ茶としての味が感じられるレベルにアップ。

 でも、メニューは変わらないので、注文するものも同じ。

 牛丼並+味噌汁+お新香(380+50+90)

 リニューアル直後、いささか混乱があるようで、注文したものが届くまでに10分近くかかりましたが(店の前に大量の大学生がたむろしていた→でも店内はそれほど混みあっていなかった→でも、来るのが遅い→でも、肉盛りはそんなに焦っていない→結論としては、大学生の大量入店の影響で、ごはんを切らしたのではないかと……それを補強する証拠として、二台ある保温ジャーのうち、すぐ使うほうのジャーに、直接炊きあがった米を補充していた)、肉の仕上がりは美しい。リニューアル直後、きちんと研修を積んだ、社員の仕事ですな。いつも親しげな挨拶をしてくれる、おなじみの店員さんが奥に押し込められて完全な下働きとなり、社員がこうるさい指示を下しているのは、見ていてじつにカチンとくる光景なんですけど。

 さて、メニューに変更はないんですが(ソースカツ丼はなかった)、最大の変更点は味噌汁。なんと生味噌風味。


 吉野家といえば、客の見えるところに自慢げに置いている味噌汁ディスペンサー。粉末味噌汁と湯とを混ぜ合わせる機械を、なぜ客の見えるところに、しか誇らしげに置くのか、疑問に思った人は多いと思います。それでうまそうと思うよりも、不味そうと思う人間のほうが多いと思うのですが、新形態になっても吉野家イズムは捨てません。ディスペンサーは客の見える所に、残量がわかるように、内容量が透ける仕様で、鎮座しておりました………………なぜだ?

 味噌汁の味は(まあ、前の粉末のは、ぼく大好きなんですけど)以前のものを倣って、出汁の突出した感じ。ありていにいうなら、温め続けているので、味噌の香りは飛んで、出汁の粉末の味。具はわかめとネギ……油揚げも入ってるところもあると、Webでは目にしますが。

 
   
タグ :牛丼屋


Posted by guntech at 12:06Comments(0)吉野家