2007年02月01日

ぼくの戦い 激怒編

 ひさびさに戦場に戻ってきました。

 会計を500円台に収め、見栄えも味も満足のいく黄金メニューを完成させることが、目標。
 ①ごはんも含めて、4品まで。

ぼくの戦い 激怒編
 ごはん、味噌汁、麻婆豆腐、野菜炒め(137、84、189、158)、568円。

 価格では勝利である。
 しかし今回は、値段と味のふたつの目標のうち、味で負け、ということになりました。

 野菜炒め
ぼくの戦い 激怒編
 これは塩胡椒のシンプルな味付けで、悪い印象はない。量が少ないのと、野菜炒めというものはやはり炒めたてを食べなければならんな、と認識を新たにした。作り置きのものをレンジで温めると、命である野菜の歯ごたえが死ぬ。

 麻婆豆腐
ぼくの戦い 激怒編 
 問題はこれ。口に含んで、下味程度であらねばならないはずの生姜の風味鼻をつく。
 そして、なによりも許し難いことに、甘い。甘い麻婆豆腐ってなんやねん! そりゃ、ぼくの好みの味の麻婆だって、本場の四川の人に言わせたら、あんなものは麻婆豆腐ではない、そう名乗らないで欲しいと、苦言を呈するだろうとは思いますよ、しかし、しかしね、甘いのは、なし、だわ。砂糖を入れた時点で、これは麻婆豆腐ではない。

 ……しかし……われわれは、甘く味付けされた抹茶のアイスクリームを「抹茶」と呼ぶ。あんなものは抹茶ではないと声高に叫んでも、白い目で見られるだけだ。抹茶のアイスクリームと茶室などで飲む、抹茶とは同じものであって、もはや同じものではない。野点の抹茶に砂糖を入れられて、なにしてんねん、とあげた声は満腔の賛成を得られるでしょうが、サーティーワンで甘い抹茶なんかあると騒いでも、ただの威力業務妨害ですね。

 ということは……本場ではない日本の地で甘い麻婆豆腐は麻婆豆腐ではないと訴えても、無駄なことか……日本の麻婆は甘いのだ。

 いままで、丸美屋の麻婆は辛口しか買ったことがないが、甘口も試してみようか。
 そうだよな、甘口というものが存在してるんだから、甘いのも麻婆豆腐だよな……

 反省しました。

 


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