2006年12月27日

ぼくの戦い 惨敗編

 会計を500円台に収め、見栄えも味も満足のいく黄金メニューを完成させることが、目標。
 ①ごはんも含めて、4品まで。

 まいどおおきに食堂、中食堂。
 前回、基本ルール①を定めたというのに、さっそく破ってしまいました……どうしてこんなことになったのか……

 ごはん、ハンバーグ、豚汁、わかめ酢、山芋とろろ(137、294、137、105、158)、計831円!


 初手からつまずいた。並んでいるのが揚げ物ばかりだったので、避けて、ハンバーグを選んだ。これがおそらくメニューのなかで最高値の294円。カロリーが揚げ物よりも低いというわけでもなかろうに。高いということがわかっていたので、この時点で500円台に収めることを諦めた。たまには贅沢してもよかろう、締めて締めてばかりだと、楽しくなくなるからね。

 ハンバーグ。


 パントリーをざっと見渡して、あれ、今日は小鉢ものが少ない。野菜を摂りたいのに……そこでいままであまり目がいかなかったが、冷蔵ケースに目をやる。
 あ、とろろがある。とろろめし、うまいよなぁ。しかも、卵黄と青のりの彩りの美しいこと。

 とろろ。


 ごはんは前半を備え付けののりたまで食べることとして……と算段して、後半はとろろで。おお、じつにうまそうだ。楽しみだ。しかしとろろはデンプンだ。野菜ものを補ったということにはならないな、とわかめ酢。

 わかめ酢。


 もうここまできたら、タガが完全に外れてますな。しかもわかめ酢のキュウリというものは、野菜としては栄養価が低いではないか。まだ野菜を摂ったとは言えん――豚汁を頼む。

 結果が831円!
 完全なる敗北ですな。
 分析するに、ハンバーグという高いメニューを取ってしまったこと、そして野菜野菜と気にかけすぎて、つぎつぎと品を取ってしまったこと。
 しかもハンバーグは引き締まった肉質で、値段に見合った品質はありながら、ソースが甘ったるく、味はイマイチか……高いといっても300円以内なんだからそれなりのものだとは思うんですけど、価値観というのは相対的なものなので。他が安いんだから、最高値のものはそれなりのものを提供してくれないと……